胃潰瘍・十二指腸潰瘍のこと

大丈夫? 生活習慣病 胃潰瘍・十二指腸潰瘍を
理解しよう


    胃潰瘍・十二指腸潰瘍を考えよう≫




     胃潰瘍・十二指腸潰瘍とはどんな病気?


    胃と十二指腸は、食べ物を消化するために胃液を分泌しています。
    胃液は、胃酸やたんぱく質分解酵素であるペプシンが混じったものです。
    胃液の消化作用は非常に強いので、胃粘膜や十二指腸粘膜は粘液を分泌して、守られています。

    胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは、何らかの原因で胃液と粘液の分泌のバランスが崩れ、胃液から粘膜を
    守ることができなくなり、粘膜が傷ついたりしてしまうことです。
    ひどい場合には胃壁や十二指腸壁に穴が開いてしまう(穿孔)こともあります。
    胃や十二指腸の粘膜が傷つくことにより出血し、強い痛みや吐血、下血したりします。




     
なぜ起こるの?

・ストレス 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の最大の原因です。
ストレスにより自律神経の働きやホルモンの分泌が乱れ、胃酸と粘液の分泌のバランスが崩れてしまいます。


・ピロリ菌 正式にはヘリコバクター・ピロリといいます。
ピロリ菌は胃や十二指腸の粘膜に生息している一種の細菌で、強い酸性の胃液にさらされても生き残ることができます。
ピロリ菌が出す様々な物質により、胃や十二指腸の粘膜が傷つけられると考えられています。




     
胃潰瘍・十二指腸潰瘍を予防しよう


      ○ストレスをためず、過労・睡眠不足を避けましょう

          肉体的疲労や精神的緊張や不安が自律神経の乱れや
          ホルモン異常を引き起こします。
          入浴や音楽鑑賞など、自分なりのリラックス方法を
          見つけましょう。

      ○アルコールほどほどにしましょう

          軽い飲酒は血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があると
          いわれています。
          日本酒なら180ml、ビールなら500ml以内が適量です。
          逆に飲みすぎると動脈硬化や高血圧、糖尿病などさまざまな病気を
          誘発します。

      ○運動をしましょう

          運動をすることでストレスの解消、また減量したり、血圧、血糖値、コレステロールを
          下げることができます。

      ○バランスの良い食事をとり、食べ過ぎ飲みすぎをしないようしましょう。




     
胃潰瘍・十二指腸潰瘍といわれたら


      ●アルコールはやめましょう

          アルコールは胃液の分泌を促進し、胃の粘膜を傷つけます。
          医師の許可が出るまで絶対のやめましょう。

      ●コーヒー・紅茶はひかえましょう

          コーヒー・紅茶なども胃液の分泌を促進します。
          どうしても飲みたい場合はミルクを入れましょう。

      ●刺激の強い食べ物はひかえましょう

          とうがらしやこしょうなどの香辛料も胃液の分泌を促進し、痛みや出血を
          起こしやすくなります。極力ひかえましょう。

      ●その他、胃の負担になるものはなるべく食べないようにしましょう

          濃い味付けのもの
          脂っこい料理
          甘い菓子類
          塩辛いもの  など




     
胃潰瘍・十二指腸潰瘍に良い食べ物

牛乳・乳製品 たんぱく質は消化吸収がよく胃に負担をかけません。
またカルシウムの吸収を助けストレスの解消にも効果があります。
チーズなどに含まれるビタミンAやビタミンB2には、粘膜の保護作用があります。
大豆・大豆製品 良質のたんぱく質が粘膜を保護し修復してくれます。
やまいも 粘りの成分であるムチンには消化を促進し、胃の粘膜を保護する働きがあります。ムチンを効率よく摂取するには、水や酢水にさらさず加熱しないのがよいでしょう。
キャベツ キャベジンと呼ばれるビタミンUは、胃酸の分泌を抑え胃腸の粘膜の新陳代謝を盛んにし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を修復してくれます。
大根 消化酵素であるジアスターゼは、胃粘膜を保護し修復してくれます。

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