高血圧症のこと

大丈夫? 生活習慣病

高血圧症を理解しよう



    高血圧症を考えよう≫




     高血圧症とはどんな病気?


    血圧とは、血液の流れの元になっている圧力のこと、つまり心臓の
    ポンプ作用により、血液が全身に送り出される時に動脈にかかる圧力のことをいいます。
    この圧力が高い状態を高血圧症といいます。


  高血圧ではそれぞれの臓器の血管に強い圧力がかかってもろくなります。
  特に、脳や心臓の血管がもろくなれば、生命に関わる病気を引き起こしかね
  ません。

  「収縮期血圧」いわゆる上の血圧は120未満、「拡張期血圧」いわゆる
  下の血圧は80未満が正常とされています。

  また、血圧はかなり高くならないと自覚症状があらわれないため、
  恐ろしい合併症が起こりやすくなります。
  なので「サイレンとキラー」と呼ばれます。

  原因の特定できない「本態性高血圧症」と他の病気を伴って起こる
  「2次性高血圧症」があります。




     
なぜ起こるの?


本態性高血圧症 原因は不明ですが次のものが要因しているといわれます。
  @ 遺伝的要因
  A 生活習慣
        ・塩分の過剰摂取
        ・肥満
        ・運動不足、ストレス
        ・飲酒、喫煙など
2次性高血圧症 腎臓・副腎などの内分泌器官や心臓などに病気がある場合に起こります。



     
高血圧症を予防しよう


      ○自分の血圧を知りましょう

          日頃から意識して血圧をチェックし、自身の平均血圧を把握しましょう。

      ○運動をしましょう
          ウォーキング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を行うと、
          血行を促進し血圧が下がります。
          筋トレなどの無酸素運動は、逆に血圧が上がってしまうので
          気をつけましょう。

      ○タバコはやめましょう

          タバコは血圧上昇、善玉コレステロールの減少、動脈硬化の
          促進などの原因となります。
          また喫煙者の周囲の人にも害を及ぼすこともわかっています。

      ○アルコールほどほどにしましょう

          軽い飲酒は血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があるといわれています。
          日本酒なら180ml、ビールなら500ml以内が適量です。
          逆に飲みすぎると動脈硬化や高血圧、糖尿病などさまざまな病気を
          誘発します。


      ○バランスの良い食事をとりましょう



     
高血圧症といわれたら


      ●タバコは絶対にやめましょう

          タバコは動脈硬化や高血圧を悪化させ、脳卒中や心筋梗塞の発作を起こしやすくします。
          やめられない人は医師に相談するなどして、やめるよう努力しましょう。

      ●急激な温度変化を避けましょう

          暖かい場所から急激に寒いところへ移動すると心臓の負担になったり、血圧が急上昇し
          脳卒中を引き起こす場合があります。
          冬のあいだは廊下や夜間のトイレ、お風呂の脱衣所などはできるだけ小さな暖房器具などで
          暖かくするようにしましょう。

      ●便秘をしないようにしましょう

          トイレでいきむことは、血圧を急上昇させるので気をつけましょう。


      ●ストレスをためず、過労・睡眠不足を避けましょう

          肉体的疲労や精神的緊張や不安は血圧が上がったりして、発作の引き金になります。

      ●重度の高血圧の人は医師の許可を得てから運動しましょう

      ●アルコールを控えましょう

          適量(日本酒なら180ml、ビールなら500ml以内)を超えないようにしましょう。

      ●バランスの良い食事をとりましょう。

          ・減塩に特に気をつけましょう(一日摂取量5〜6g以下)
          ・カロリーのとり過ぎに注意
          ・食物繊維をとりましょう



     
高血圧症に良い食べ物

発芽玄米 ギャバ(γ-アミノ酪酸)には血圧、血糖値、コレステロールを下げる働きがあります。また食物繊維が多く、肥満予防、コレステロールを下げてくれます。
魚介類 あさり、いか、たこなどに含まれるタウリンは血圧、血糖値、コレステロールを下げる働きをします。
そば ルチンが毛細血管を丈夫にし、動脈硬化を防ぎ血圧の上昇を予防します。
緑黄色野菜 β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質は、動脈硬化を防ぎます。
果実類 りんごやブルーベリーに多く含まれるカリウムはナトリウムを排泄し、血圧の上昇をおさえます。グレープフルーツなどのかんきつ類には、ビタミンCなどの抗酸化物質が含まれ、動脈硬化を予防します。
牛乳・乳製品 たんぱく質はカルシウムの吸収を助け、たんぱく質からできるペプチドは血圧の上昇を抑えます。
海藻類 わかめ、ひじきなどの食物繊維は血圧、コレステロール、血糖値を下げます。
抗酸化物質のβカロテンやクロロフィルは、動脈硬化を予防します。またカリウムはナトリウムを排泄し、血圧の上昇をおさえます。
酢の中の様々なアミノ酸には血圧、コレステロール、中性脂肪、血糖値などを調整する働きがあります。薄めずに飲用すると、胃の粘膜を傷つけることがあるので気をつけましょう。

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