脳卒中のこと

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脳卒中を理解しよう



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     脳卒中とはどんな病気?


    脳の血管がなんらかの原因で詰まったり破れたりすると、その先の神経細胞に
    酸素や栄養が供給されなくなり、神経細胞が壊死してしまいます。
    それにより起こる手足のマヒやしびれ、意識障害の状態が脳卒中です。

   脳卒中には次のようなものがあります。


   【脳梗塞】

脳の細い血管がつまって起こる脳梗塞です。[小梗塞]
脳内の太い血管が枝分かれしていった細い血管が、狭くなり
つまったものです。
日本人に最も多いタイプの脳梗塞で、主に高血圧によって起こります。

      ラクナ梗塞






脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞です。[中梗塞]
動脈硬化で狭くなった太い血管に血栓ができつまったものです。
高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病が主因です。

      アテローム血栓性脳梗塞




脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞です。[大梗塞]
心臓にできた血栓が血流により脳まで運ばれ、脳の太い血管を詰まら
せるものです。不整脈や狭心症などよって起こります。

      心原性塞栓症






  【脳出血】

      脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳の中(大脳、小脳および脳幹の脳実質内)に出血した
     状態です。そのために意識障害、運動マヒ、感覚障害などの症状が現れます。


  【くも膜下出血】

      脳動脈瘤破裂ともいい、脳の表面の太い血管が「動脈瘤」などで切れて、脳の表面に出血する
     ものです。激しい頭痛ではじまり、出血した瞬間(頭痛が始まる瞬間)には意識を失うことが
     非常に多いです。比較的軽症な場合は頭痛のみが症状ですが、重症になると麻痺、意識障害を伴い
     もっと重症な場合は即死してしまう場合も多いです。

     発症した約10%の方が発症直後に死亡,25%の方が重篤となる病気です。


  【一過性脳虚血発作】

      「隠れ脳梗塞」といわれます。
      手足のマヒやしびれ、軽い言語障害などが、数分から数時間程度あらわれ、その後症状が消えて
     しまうものです。脳血管に血栓がつまっても、自然に血流が再開されるので症状は一時的ですが、
     いずれ大発作を引き起こす可能性があります。



     
なぜ起こるの?


   主な原因
     ・高血圧 最大の原因で、高血圧の状態が続くと動脈硬化になる
     ・高脂血症 脳卒中のうち、脳梗塞になりやすい
     ・動脈硬化 血液の流れが悪くなり、脳卒中が起きやすくなる
     ・糖尿病 糖尿病の人は、脳卒中で死亡する率が正常な人の2〜3倍になる
     ・喫煙 1日平均40本のたばこを吸う人は、吸わない人より4倍も脳卒中で死亡しやすい
     ・肥満 高血圧や糖尿病の原因になるため
     ・ストレス 過度のストレスは血圧を上昇させる



     
脳卒中を予防しよう


      ○自分の血圧を知りましょう

          日頃から意識して血圧をチェックし、自身の平均血圧を把握しましょう。

      ○ストレスをためず、過労・睡眠不足を避けましょう

          肉体的疲労や精神的緊張や不安が持続すると、循環器に負担をかけます。
          入浴や音楽鑑賞など、自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

          次のような人は要注意です。
@優等生タイプ
Aくよくよするタイプ
B無気力、無関心タイプ


      ○バランスの良い食事をとりましょう

          高血圧の人は・・・・一日の塩分摂取量を5g以下を目標にしましょう。
          高脂血症の人は・・・コレステロールの多い食品や動物性脂肪のとり過ぎをやめましょう。

      ○アルコールほどほどにしましょう

          軽い飲酒は血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があるといわれています。
          日本酒なら180ml、ビールなら500ml以内が適量です。
          逆に飲みすぎると動脈硬化や高血圧、糖尿病などさまざまな病気を
          誘発します。

      ○タバコはやめましょう

          タバコは血圧上昇、善玉コレステロールの減少、動脈硬化の促進などの原因と
          なります。
          また喫煙者の周囲の人にも害を及ぼすこともわかっています。

      ○適度な運動をする

          運動は血糖値や血圧を下げます。ウォーキングなどからはじめてみてはどうでしょう。



     
脳卒中をおこしたら


      ●急激な温度変化を避けましょう

          寒い時期の発症率は、暑い時期の1.5倍になります。
          暖かい場所から急激に寒いところへ移動すると心臓の負担になるか、または血圧が急上昇し
          脳卒中を引き起こす場合があるからです。

          冬のあいだは廊下や夜間のトイレ、お風呂の脱衣所などはできるだけ小さな暖房器具などで
          暖かくするようにしましょう。


      ●タバコはやめましょう

          タバコは動脈硬化や高血圧を悪化させ、発作を起こしやすくします。
          やめられない人は医師に相談するなどして、やめるよう努力しましょう。


      ●アルコールを控えましょう

          適量(日本酒なら180ml、ビールなら500ml以内)を超えないようにしましょう。


      ●水分補給を心がけましょう

          特に脳梗塞は、水分不足で血栓ができ血管が詰まりやすくなります。
          最低一日1〜2リットルは水分をとりましょう。



     
脳卒中に良い食べ物

大豆・大豆製品 大豆たんぱくのグリシニンやレシチン、サポニンはコレステロールを下げる働きをします。また納豆だけに含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かし、血栓をできにくくします。
青 魚 EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という多価不飽和脂肪酸は、コレステロール、中性脂肪を下げる働きをします。
きのこ類 低カロリーで食物繊維が豊富です。しいたけに含まれるエリタデニンは、コレステロールの低下や血圧を降下させる働きをします。舞茸にふくまれるX−フラクションは、血糖値を下げる働きがあります。
海藻類 わかめ、ひじきなどの食物繊維は血圧、コレステロール、血糖値を下げます。抗酸化物質のβカロテンやクロロフィルは、動脈硬化を予防します。
魚介類 あさり、いか、たこなどに含まれるタウリンは血圧、血糖値、コレステロールを下げる働きをします。
玉ねぎ 香り成分のアリシン、辛味成分の硫化プロピルには血糖値やコレステロールを下げる働きがあります。

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